売を続けた理由はどうしても、買う気にはならないから。
買でやられたのが多かったし。。売りは危険だとか証券マン1年目の時に散々社内で教育されてすりこまれたけど、買いの方がよっぽど危険だったな、この1年。。
売は危険なんてただのすり込み。買は家まで、売は命までって買で死にかけた事も何度もあるし、買いで全財産吹っ飛ばした人もいた。
もちろん自分の担当の1年目の時の客でも。あれらは、
練習台、練習台。
『売で命まで』は今でも証券マン時代のリテールの人達に聞いても聞いたことがない。
いわゆるテレビ語みたいな位置づけでいい。
『買で家まで』は家までっていう特定はないけど、一家離散っていうのは自分の客でいた。嫁と子供に捨てられるパターン。
あとは家を失うってのはなかなかレベルが高いらしい。「全て失うかもしれませんよ」なんてのはただポジションを切れせるための営業トークで。追証が入らなければ、損するのは会社。
だから『買は家までは』は全然ありえる。
あくまで自分のでは。そこまで気合の入った売は根性なくてそもそもできないだろうし。
『買は家まで売は命まで』は嘘。
全体にわたっての解釈では。
自分の結果からは、買の方がよっぽど危険
証券会社が損したりリスクを負わない為に末端社員まで教育する為の合言葉。。
追証の充当、ナンピンの為の入金があった時は「よっしゃー手数料のネタがキターー!」「どうせお前の親、旦那の稼いだかねだろ」「家のカネまで持ち出すお前が悪いんだろ」「別にあいつのカネじゃないしスってもいんじゃん?」と思った。
だから客は全部、踏み台だと思ってる。追証のカネもその担当社員の資金純増になる。だからむしろ儲けさせるより、追証出させた方がその社員のポイントは確実に上がる。
追証のカネが入らなくてペナルティを食らう。それはイヤだ。
だから『買は家まで売は命まで』の言葉の力を使ってカネのない客には持ってるポジションを切らせてた。
カネのある人にはポジションを持たせておく。
どっちしろ充分手数料になるし、追証が膨らめば資金純増にもなる。
客のカネがふっ飛んでなくなる事に何の抵抗もないな。
自分のカネじゃないし。
そもそも商売なんだから、カネなんて増えるわけねーって。
人のどうでもいい破滅なんかより自分の話。
結論、買いの方が自分の経験上、よっぽどリスクが高い気がする。
現実主義者というのは逃げ言葉で、自分はネガティブでマイナス思考の人間。最悪の事を常に想定しておきたいズルいタイプ。。
証券会社のリテール時代の話をしみじみ考えんのはいいが、油断してると市場が自分のカネを取りに来る。
損というカタチで。
それより、もう13時までがデフォルト・・・落ちてるお金を拾わずスタスタ歩いてんの同じ、なんだよな。。。
とにかくカネを失いたくない。結果はちょっと遅めに書こう。
いまここで色々書いたし。