水曜日だけど今日で6月が終了したので月間結果。
一応、大台は超えた。今日、400万に乗せてやるという意識はなかったが。それを意識するとまた爆損するからなぁ・・・昔から。。。
6月の振り返りはまだ週中なので、週末に詳しくやるとして、6/1(火)にいきなり-103480って大損をかましてるんだ・・・
「月中にいつまで370万代をウロウロするんだろう・・」って思ってたな。含み損で350万前半まで逝ったし・・・
毎月、1日って危ない。証券会社時代にいわゆる「1日営業」というのがあって。1日につめれるだけ数字をつめて、あとは楽しようという証券会社本位のエゴ。1日に数字をやり上げたところで数字を追わされるのは変わらないけど。リテールも投銀もそりゃまあすごかった。その影響だと。
「1日営業」なんて自分にはもういらない。自分本位のエゴなんて出したら爆損は決まったのと同じ。
『謙虚に』
「1日営業」は客を泣かせるだけで済んだ。
今は泣くのは自分で、それだけじゃなく自分の家族も泣かせることになる。
『絶対ヤダ』。
証券マン時代のバチなのかな。1日ってどうしても意識する。
「1日営業」って言葉はコンプラ上、NGにはなった。言葉として出したり使ったりするのは。いまだに証券会社時代の先輩、後輩、同僚と仲良くさせてもらってるから話はよく聞いていて、いまだに対面型の証券会社でも続いている。ハッキリ言って、対面型のどの証券会社もやっている。自分のいたところの証券会社がやってるくらいだからおそらく全部やってる、というのがそう思う理由。
投銀部門は日銀短観とか金融政策決定会合、アメリカ雇用統計等のイベントがあるからそこまで1日にはこだわってない、というか1日に限定がされてなかったと記憶してるがリテールが本当に酷くて何が何でも「1日」っていう。
自分も短かったがリテールを経験した。リテールのエゲつなさは半端じゃなかった。
自分も悪い事はいっぱいした。
言い訳だとしても自分の本意ではなく上司(会社)の圧力が半端ない、っていうことは言いたい。前日の予約の段階で「1日にこの数字で帰らせねえからな」、1か月分の予算(ノルマ)を1日にやっても「課の数字が足りねんだよ」とか直接脅される。そして1日営業に数字ができないともの凄い勢いで怒られる。数字ができないと「立って電話しろ」とか「30分ごとに数字の進捗を報告しに来い」と課長、支店長に言われる。で、その課長支店長も1時間毎くらいに本部に連絡を入れる。数字があがってなければ担当役員から直接、内線がかかってきて怒鳴り散らされ、最悪本社に呼び出しっていう。。。そのストレスが原因で精神病や心臓、内臓に疾患を抱えてしまう会社の人間を何人も見た。
だから1日営業で顧客の利益を考えたことはない。それどころか損するのをわかっていてリスク商品を売っていた。
例えば月末に「為替が円高なので外債を買いたい」と顧客から言われても「この勢いだと1日の方が円高になって○○様にとって有利に買えそうですよ」とか適当な嘘をついて1日の予約にまわしたり、相場が明らかに行き過ぎで、調整が始まったらもの凄い勢いで全体が下がる、絶対にヤバいなという事がわっかっている時でも「7月もこの勢いは続くと思います」とか言って『続くわけないでしょ』と思いながらも株式型の投信を何千万単位で売ったことも何回もやった。時には億を超えたこともあった。
数字をやってもやっても「やれ!やれ!」って言われるからもんだから今度は高齢者。理由は何でも言うことを聞いてくれるから。「あなたが家に来てくれると孫が来たみたいで嬉しい」とか。その感情を思い切り利用した。80歳を超えてる人にも総務承認と支店長承認がとれれば大丈夫、ってことでリスク度の高い商品も何回も売りつけた。。自分の先輩は91歳の人に10年国債を数千万単位で売っていた。あれにはさすがにビビったが。
自分のやってることの情けなさが消えるのは早かった。会社に脅されてたのはあるけど、「会社がやれやれうっせーからしょうがない」がやがて「金持ちなんだから損しても余裕でしょ」に変わった。
もう証券マンじゃない。損しても余裕じゃないし痛みを自分で味わう。「1日営業」のトラウマ。これを忘れないとずっと精神バイアスがかかる。だから忘れる努力をしよう。。。