暇なので。
自分が27歳の時に半年くらいつき合っていた女性がいた。「時間の無駄だった」と思っていることがある。
歳は自分と同じくらいでJRの子会社の社長秘書をやっていた。
実家が中古バイク、海外バイクメーカーのディーラーで30店舗くらい経営してる家で。グーバイクとか見る人だったらそのお店は知ってるかな。「お父さんの会社は借金が多い」とか言ってるわりには大学時代に月２０万円の仕送りをしてもらってたっていう。。。実家から通えるだろうとも思ったが。
広大な庭の中に池と飼育小屋みたいなのがあるような大きな実家で、アヒルを飼ってたから「中学生の頃、昼休みに学校を抜け出して家のアヒルを抱きしめに帰ってた」とかつきあい始めの頃によくそんな話してた。
まあそんな話を聞いてて楽しかったのは１カ月くらい。。マウントが激しいし1カ月半でその娘がイヤになってた。「うんざり」というか。会社でも「でもですねガール」って言われてる、って話てた。今の時代だとめんどくさいタイプかな。
”対抗心”からか、しらんけど大学時代のボランティアサークルの話とか聞かされた。
大学の話とかもされた。正直そんなにブランド力の高い大学だったっけｗｗｗ？ってｗｗｗ。
留学してましたマウントもあった。国際経済？経営？学部？学科？だかなんだかで、１年休学してオーストラリアに留学経験あるから英語が堪能って自分で言ってた。
ある日、東京駅を二人で歩いてたら彼女が日本語が全くしゃべれないであろう外国人の男の人にしゃべりかけられてた。
話せると思っていたら全く話していない・・・「大丈夫❓」って聞いたら「何なのこの人・・」と顔が硬直しながら言ってる。その男の人の手には地図を持っていた。自分がその人に話を聞いたら、「泊ってるホテルがわからなくなってしまった」とのこと。「連れて行ってあげるよ」と言った。
ホテルまでの歩いてる時に色々話をしたら「エルサレムからきた」「ユダヤ人です」「初めて日本来たけどこんなに都会的だと思わなかった」「みんな親切だし日本は美しくて凄い国。世界で一番好きになった」って言ってた。ワザと悪い顔をして「でしょ❓」って言ったら真顔で「真剣にそう思う」と。
ホテルについて「ここでしょ❓」と言ったら”含み損から助かった”かのような表情で「よかったぁ・・」って思い切り安堵してた。
「じゃあね、日本を楽しんでね」っていったら「トダー レヒトラオート シャローム サライクム！！」って満面の笑みで自分の国の言葉で言ってくれた。この時は超感激した。。。
「トダーってサンキューの意味？？」って聞いたら
「ハイ・・」ってｗｗ気づいたらなぜかゲラゲラ笑いながらハグしてたなｗｗｗ彼は彼女の方にも「トダー」って言ってたのに、
彼女は挨拶にすらなんにも応えず。
”英語を話せるんじゃなかったの？、変な人を扱いするなよ”と心のTwitterでつぶやいたが。「急だったからわかんなかったよぉ」とか弱弱しく言ってたから言うのはやめといた。。。
”ボランティアはどうした？？”ともつぶやいたな。。
自分もそう。自分たちの世代、40半ばの世代の人って能力があっても発揮するというか「勉強は机でやるもの」、って教えられてて教育の問題なのかしらんけど「頭がいい人」と「能力のある人」が分かれてる希ガス。。知識のある人は多いんだけど。
20〜30代の人達の方がその両方持っている「できる人」が多い、な。
それからマウントから留学がなくなってボランティアのみになったんだが・・・
その大学のボランティアサークルが「青い鳥」っていう有名なボランティアサークルらしい。その大学に通ってる人に聞いたら知っていた。
「誰々をお金払って講師に招いてセミナーしてもらった」とか、合宿の時に「みんな学生でお金がないからホテルの部屋に入れない人は廊下で雑魚寝した」!？無断宿泊じゃん・・とか思ったけどまあスルーしといた。
１つだけどうしても受け入れられない事がそのボランティア話の中にあって。
大学の近くの児相でのボランティアで、そのサークルの人達がそれぞれ一人ずつ受け持ちで高校受験の勉強を教えたらしい。
彼女が受け持った中3の娘が「人を信用できない性格で、話も聞かないし性格が暗い。自分のことを最初はただ見ていた」と言っていた。自分は（そんなのあたり前だろ・・それなりの事情があるから児相にいるんだ）と思ったが。。
「で、高校には行けたの？？」って聞くと「美容専門学校に行った」と。
その瞬間『はぁああぁああ！！！！？ その娘は高校に行きたかったんでしょ！？』
と言ったら「勉強が遅れ過ぎていて普通の高校に行くのは無理だった」とかぬかしやがった。しかも中3になった時からずっと勉強を教える名目で、そのサークルの連中がその児相に行ってたらしい。
”勉強”をするのに机に向かったのはその年を越して１月になってから・・・。
しかも誇らしげに「最後にはちゃんと勉強始めたよ！」とかホザきやがった。８カ月間は話してただけだったと。
「あのさぁ、児相の先生とかに勉強の進み具合とか聞かれなかった？サークルの人達は勉強を何も教えられない状況を何も言わないの？受験勉強ができてないことに○○は焦りはなかったの？」→「だんだん心を開いてくれることが嬉しかった」
そこでカチンときて自分の口調も変わった。「その娘から連絡ないでしょ？」→「ないよー。元気にしてるかなぁ？」→「・・・・・・」
この馬鹿はとんでもないナルシストなだけだった。
「高校なんて選ばなきゃ誰でも入れる。公立で定員割れだって今じゃ普通にあるし。教える時間もたくさんあったよね？ボランティアと称してやってることがただの「自分はいい事してる」っていう自己満じゃん。馬鹿じゃないの？美容師なんて潰しが効かないし、そこなら入れる、ってそこを選択させたんだろ？後悔するだろうな。人生をメチャクチャにされたテメーに出会ったことも後悔してるよ。全部テメーのせいだ。余計なことするテメーなんかいなきゃよかったのにな！！」と言った。
さすがにすんげえ勢いで言い返してきた。”馬鹿がほざいてるわ”って思ったから話を全然聞いてないかったから、何を言ってたかはしらんけど。。
有楽町の居酒屋だったけな、泣き始めるし声もデカかったから周りの客もギョッとしてこっちを見てたが、気にもならなかった。
「青い鳥ってサークルがなければそんな悲劇は起こんねーじゃん。若い人の人生を自分達の自己満のために壊すんだ。有害だな。つぶれりゃいいのに。そんなゴミサークル。」って言ったらさらに泣いたｗｗｗ
「奢るの嫌だから割り勘ね」ってその店を出て家に帰った。すでに完全に冷めてた。それからその”青い鳥のサークルOGの友達”っていうのが出てきて仲裁してきた。一応つき合いは続けることになった。
理由は別れるとなっても、どうせめんどくせぇだろうから。ただそれだけ。
あっそういえばその直後に遅ればせながら風俗デビューをしたｗｗ仕事の仲間達とキャバクラもよく行った。そっちの方がよっぽど楽しかったｗｗｗ
それからこの糞ナルシストとあうのが週一が２週に一回、月一になって、最後は一カ月以上合わず。
最後は家の近所まで来られて散々嫌味を言われて「ハイハイずっと別れるつもりだったよごめんね」って4，5回言ったら消えた。
この期間は寿命のの無駄使いだったよな。。。
「損切り」はめんどくさくても、早ければ早い方ほどいい。
